9・分配算
・分配算・目次


分配算に取り組もう

分配算を理解する意義

「分配算」というのは、小学校の算数から高校数学まで、単元として取り上げられることはありません。
ですから、「分配算」ってなあに?って方も多いと思います。

ただし、私立中学入試用の参考書、問題集では必ず文章問題として掲載されています。そういった学習参考書に取り組んでこられた方は、ああ、あれ、そんなに難しいという印象はなかったな、とお考えになるかもしれません。

文章問題といっても数が多く、そのすべてをやっておいた方がいいなどというつもりはありませんが、別に私立中学入試を志していなくても、この文章題はやっておいた方がいいというのが、いくつかありますね。文章問題は、「〜算」という名前がついていますが、本来は独特の解法パターン、解法の道筋を有しているのですね。「分配算」もその1つです。

「分配算」独特の解法パターン、解法の道筋とは何かというと、それは、「和と割合」、「差と割合」といった算数・数学の基本的かつ重要な考え方を持っています。

たとえば、中学生になって方程式の応用問題などに取り組んだ時に無理なく入っていけます。たとえ、それがなどの文字を使うからといって、その考え方や解く時の感覚は同じですから。

量と割合の感覚を養おう

「量を割合で割る」、つまり、あるもとにする量Aを1とし、そのもとにする量の何倍かに当たる量Bがあり、Bを何倍かに当たる量で割るともとにする量Aを求めることが出来るという感覚は、算数・数学をやる上で重要です。

中学生になっても苦手な人が多い「百分率」や「歩合」はもちろん、文章問題でもう1つ重要な「消去算」に取り組む場合にも、「分配算」の考え方は重要です。

何も小数や分数を使った複雑な「分配算」をやらなければということではありません。整数倍で考えることでじゅうぶんです。「分配算」の感覚さえ養っておけば、小数や分数、その他の数になってもじゅうぶん対応出来ると思います。

楽学考房算数・ 国語の学習コツとツボ…楽しく学んで考えよう♪ Topページへ戻る

Copyright (C) 2006-Rakugakukobo
All Rights Reserved.