1 ・数と計算
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・整数の性質
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・その1_整数から小数の世界へ4年

算数・数学での小数の位置づけ

算数や数学の世界での小数の位置づけを考えてみましょう。

小数の仕組みやその計算方法は、小学校の算数の世界で取りあつかいます。数学の世界では小数はほとんど意識することなく、計算もふくめて分数の世界だと考えてもいいかもしれません。小数が出てこないという意味ではありません。

ただし、中学の理科では、小数計算をする機会が多くなりますので、これができないとこけます。理科という学科はリアリティ(現実)のある世界をあつかいますので、算数や数学であつかうようなきれい?に割り切れるような問題は少なくなりますからね。

小数は不自然な数?

整数が十進数で表す数であると同様、小数も十進数で表す数です。けれども、整数で大きくなる(けた数が増える)のにはさほど抵抗がなくとも、逆に小数になって数が小さくなっていくのには抵抗を感じるんですね。何か感覚的に不自然なものを感じてとっつきにくいんだと思います。

また、ふだんの生活でも割合などを小数で表すということにはとても違和感(いわかん)を感じますね。
たとえば、「定価の2割引き」を「定価の0.2引き」とか、「明日の降水確率は50%」を「明日の降水確率は0.5の割合」なんて言い方はしませんね。

小数と比べて、分数は?

何といっても、人間というのは整数(特に1,2,3…のような自然数)に親しみを感じます。「分数の世界」というものもありますが、こちらは中学生になってからの数学を学習していく上でも超重要な考え方と計算の世界だと思います。

よく考えてみると、分数の計算というのは整数の計算の応用なんですね。そのことについては、「その4・ 分数のかけ算とわり算の考え方(1)」で少し触れております。

それと、6年で「比」を習いますが、この「比」は、分数のもう1つの大事な側面である「割合」を整数っぽく表現したものです。こちらは、中学、高校と進むにつれてあつかわれることが多くなってきます。きちんと小学生のうちにマスターしておくべきものです。

小数は小学生のうちにマスターしよう

じゃあ、小数など使わなければいいじゃないということになりますが、こちらも整数の十進数の世界と考え方は基本的に同じです。中学生になれば小数をあつかう機会は少なくなってくると思います。

でも、やらなくていいというわけではありませんね。小数第1位ぐらいの計算が出来ればなんて感覚だと、中学生になって後悔するかもしれませんね。

小数も数の大きさを表す場合と、「割合」を表す場合があります。
割合」を表すのが、5年生で学習する「百分率」と「歩合」です。

ここが小学高学年で、いちばんきついところです。「計算」もきつい、「割合」もきつい。
でも、きちんとやっておかないと、中学生になってからもう1度時間をかけて復習なんてやれないと思います。

事実、小数計算苦手な中学生も多いように思います。ですから、小学生のうちに「小数の仕組みと表し方」および「計算方法」をしっかり理解しておいたほうがいいでしょうね。
まあ、がんばるより仕方がないということでしょうか。

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