1・二字熟語のプリントの学習
二字熟語を書けるようにするには

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1・二字熟語のプリントの学習について

二字熟語を書けるようにするには

国語のダウンロードのコーナーで紹介しております「二字熟語のプリント」は、二十年ほど前から小学生に国語の読み書きを教える目的で使っているプリントです。

使い続けているということは、やり方次第でそれなりの効果があるということかもしれませんね。ですから、少し自信を持ってお奨めするしだいです。

四年生から六年生までの子供にさせるわけですが、同じ形式のプリントを何枚も続けてやらせても、けっこうみな飽きずに取り組んでいるようです。

最初にプリントを作った時は、こういうプリント形式で国語の読解の基本である二字熟語を覚えさせればいいかなというぐらいの気持ちでした。ですから、なぜ子供たちが飽きずにこういった形式のプリントをやることができるのか不思議に思っていたのですが、やっているうちにだんだん分かってきたような気がします。

いくつか気がついたことを取り上げてみましょう。国語の勉強でのささやかなヒントになるかもしれませんので。

・二字熟語をバラバラにして一つの漢字を一つのブロックだとすると、それを元の形に組み立てる感覚がおもしろい。ああでもないこうでもないとやるジグソーパズルに似ているところがあるからかもしれません。

・正しい二字熟語を作り上げなければなりませんので、こういう熟語はあったかななどと思い出そうとする作業が頭の中で必要です。
ある意味で、国語の力は、「覚える力」と「思い出そうとする力」だと考えられます。そしてこの両者は一体となった力です、ちょうど紙の表と裏のように。また、筋肉の働きが伸びる力と縮む力がワンセットで機能するように。そのような刺激が無意識のうちに快いのかもしれません。

・当然、漢字を書いていく作業がともないますので、それをやらせる大人が間違った漢字を書いたときに訂正するという作業がひつようです。
同じ漢字はまた必ず出てきますので、そういうことのくり返しで漢字を書く力もついていくわけです。続けていくうちに、そういった書く力への自信もついてくるのかもしれません。

さて、このプリントは、子供が一人で自習するような性質のものではありません(もちろん、やってみようという方はどうぞ)。
いちおう解答はつけておきましたが、答えが一とおりとは限らないのです。大人(たとえばお母さん)が指導しないと、やっている本人がとまどうかもしれません。大人がうまくリードしないと、子供にとっては単なる知らない漢字の羅列にもなりかねませんからね。
それと、もう一つ大事なことは、熟語が正しくても間違った漢字は大人がその場で直してやる必要があるということです。
同じ漢字を書く機会はこれから限りなくありますので、直してあげないと間違った漢字を書く訓練になってしまいます

ここで一つ、強調しておきたいことは、人間というものは訓練したとおりになるということです。間違った訓練はやらない方がましということさえあります。

私は、次のような条件を満たした後にこのプリントをやらせています。

小学生用の国語辞典を引くことに慣れ親しませる

・その学年のプリントに取り組む前に、何らかの教材を使ってその学年の漢字をすべてしっかり覚えさせ、書けるようにする
ご家庭で漢字を覚えさせる場合は、一学年下の漢字専用の教材を買い求めて、それでしっかり書かせる習慣を子どもにつけさせるようにするといいと思います。
出来れば、書き順どおり書く練習も。今は書き順がかなりめちゃくちゃな時代です。ここではこれ以上触れませんが、「たかが書き順じゃないか」と言ってしまえばそれだけのことですが、強制的に順序を覚えさせることも記憶に大きな役割を果たしているように思います。一度気ままに書く癖をつけるとやがて収拾がつかなくなるかもしれません。

今の学年の一学年下の学年のプリントから始める。たとえば、四年生には三年生のプリントからさせる。

どんな感じてやっていくのかを大人の方にも理解していただくためのプリントを用意しました。小学1・2年生ていどの漢字を用いて、二字熟語を四つ作ります。驚いちゃいけませんよ、こういうのがいちばん難しいんです。

このプリントで作る二字熟語はすべて、その学年で習う漢字を1つは必ず使います。
たとえば、四年生ならすべての二字熟語に四年生の漢字が1つは入っています。したがって、三年生以下の漢字を二つ使った熟語は考えなくていいということです。二字熟語を作る時のヒントでもあります。

正しいか正しくないか丸付けをする場合、組み合わせの問題一組につき一つの丸です。
たとえば、六つの漢字で二字熟語を三つ作る問題の場合、三つすべて合っていた場合に丸を一つつけます。一ページのプリント全体に丸を一つというようなことは避けてください。
間違っている場合は、正しく直させてから次の問題に進ませます。できなければとばして次の問題をやらせていただいてけっこうです。算数と違って、知らないものはいくら考えても永久にできることはありません。
算数のTipsのコーナーでもお話しましたように、赤丸→青丸→黒丸の3ステップで時間をかけて完成させるという気持ちでご指導ください。

もう少し正確に言うと、このプリントは、それぞれの学年の漢字をすべて書けるようにさせてから取り組むものです。
漢字を正確に書けるようにするということはこのサイトでは扱いません。いや、近い将来、ちょっと変わったアプローチから漢字をたくさん正確に書けるようにするという試みを予定しておりますが、なかなか時間が取れなくて。。。

私がやってきたことを参考に挙げておきますと、

二字熟語の世界は、大人の立場で考えてみても、このような熟語もあるのではないかという場合が少なくありません。子供は当然、そう質問してきます。
私が作った解答は、あくまで小学生レベルで使われるものを選んであります。解答以外にも、正解になりうる熟語の組み合わせがある場合も少なくありません。そのような時は、指導される方がご自分の常識の範囲内で合っているかどうかを判断する、あるいは、子供に国語辞典を引かせて確かめさせるといった方法もいいでしょう。   参考:●さかさに読んでも二字熟語

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