ご訪問いただき、まことにありがとうございます。
ここで、国語のサンプルプリントを閲覧出来ます。あるいはダウンロードしてお試しいただけます。

打ち消しの漢字を使う二字・三字熟語

下のサンプルファイル名をクリックしてください。PDF ファイルが開きます(別窓で開きます)。

教材の内容と特徴


小学生以上の皆様へ

このプリントは、読み・書き取りとも学習漢字を学ぶ小学生の皆さんが対象ですが、この熟語はよく知っておいてほしいという当用漢字を使った熟語(*の印をつけたもの)も少し取り上げています。

熟語の書き取りというものは、小学校で習う熟語が基本となりますので、中学生以上の皆さんも復習を目的として活用していただきたいと思います。

打ち消しの漢字を使った二字熟語を機械的に暗記し、それをテストという形でチェックするというのではなく、最終的に二字熟語の読みと書き取りができるようにということを考慮して作成しております。国語の読解や作文能力ならびに表現力をつけるためには、読み書き能力が欠かせないと思うからです。

この教材の内容および特徴、有効な活用方法を説明させていただきます。その前に、テストなどでよく出題される二字熟語や三字熟語について簡単に触れてみます。

☆二字熟語の成り立ち

熟語の中でもふだんいちばんよく使うのが二字熟語ですが、そこで使われている二つの漢字の関係(成り立ち)を考えてみましょう。その成り立ちの代表的なものには、次の五つがあります。

1 たがいによく似た意味の漢字を組み合わせたもの
念願変化善良など。

2 たがいに反対(対になる)の意味の漢字を組み合わせたもの
前後勝敗公私など。

3 上の漢字が下の漢字をかざる(修飾する)もの
青空親友動物など。

4 上の漢字が動作を表し、「〜を」「〜に」にあたる漢字が下についたもの
登山読書消火など。

5 上の漢字が下の漢字を打ち消す意味を持つもの
不安無視未開など。

上の漢字が下の漢字を打ち消す意味を持つ二字熟語

ここであつかうのは、5の「上の漢字が下の漢字を打ち消す意味を持つ二字熟語」です。国語の読み書きのテスト、入学試験の熟語の問題などでもよく出題されます。代表的なものを取りあげましたので、読み書きできるようにしておきましょう。

打ち消しの意味を持つ漢字は、「」「」「」「」「」を覚えましょう。数を数えるときのように「ひーひーふーみーむー」と覚えればいいですね。

いちばんよく使われるのは「不」で、次に「無」でしょうか。以下、打ち消しの漢字の簡単な意味を記しますが、ここで取りあげる熟語は、これらの漢字を使った二字熟語ということです。

・不 「…ない」「…しない」で、おもにことがらがない場合に使うことが多い。
不利不信不安など。

・無 「…がない」で、「不」と似ている。「無人」のように下にはっきりした名詞がくることが ある。三字熟語では、「不器用」「無器用」のようにどちらも使える場合が多い。「有 無」のように下にくることもある。
無理無視無難など。

・未 「まだ…しない」「まだ…でない」という打ち消しの意味を持つ。
未知未開未完など。

・非 「…ではない(…にあらず)」。「よくない」という形容詞的な意味合いで使われる(「非 行」「是非」など)こともありますが、このプリントでは区別しておりません。
非道非行非難など。

・否 「…ではない」。「非」と似ていますが、「よくない」という意味はありません。「安否」な どのように下について「上の漢字」の反対の意味を持たせた使い方もあり、ここでは取 りあげております。たとえば、「賛否」なら、「賛成がそうでないか」という意味です。
否定否認安否など。

それと、たとえば、「無我夢中」などは四字熟語としてあつかわれますが、「無我」という二字熟語の用例は小中学生には難しいですので、あえて、「無我夢中」として取りあげています。

☆打ち消しの漢字を使う三字熟語

その特徴は、一番上の打ち消しの意味を持つ漢字がそれに続く二字熟語をうち消すという成り立ちを持っているということです。

やはり「非」「否」「不」「未」「無」が使われ、「否」は三字熟語では使うことはほとんどないと言っていいでしょう。

「否定文」などは「否定+文」で、「否定」という二字熟語が「文」をかざっています。ここでは取りあげません。

打ち消しの漢字を使う三字熟語では、前にも述べましたように「ぶ」という読みでは「不」と「無」は、「不器用」「無器用」のようにどちらも使える場合が多いです。テストではどちらを使っても○だということですね。
ただし、例外もあって、「無愛想」のように「愛想が無い」と「無い」ことを強調する三字熟語などは、「不愛想」とは言いません。回答では、どちらも使う三字熟語では、二とおりの答えをつけております。

☆打ち消しの漢字を使う二字熟語のプリントの構成

◎ 「非」「不」「未」「無」「否」の打ち消しの意味を持つ漢字を選んで書かせるプリント。 ■1〜10の10枚…よく使われ、小中学生の皆さんが知っておいてほしい

二字熟語、国語の書き取りやテストなどでよく出題されるものを選んでいます。

最後の10は、当用漢字を使った二字熟語もありますが、書き取りではありませんので、チャレンジしてみてください。

一つの文章の中で二字熟語を使ってありますので、文脈から最も適当なものを選んで書き入れてください。答えが二通り考えられるものもありますが、常識的にはこちらだろうというものを解答としております。

◎ 「非」「不」「未」「無」「否」の打ち消しの意味を持つ二字熟語を書かせるプリント。

■1〜10の10枚…先に挙げた8枚のプリントと中身は同じです。二字熟語の書き取りを目的としています。ただし、小学生の皆さんのことを考えて、当用漢字が入った熟語は、「*」の印をつけております。書き取りですのでやらなくてもかまいません。やってみようと思われる方はどうぞ。

◎ 解答のプリント。

■1〜10の10枚…二種類のプリント8枚ずつの共通の解答です。

◎ テスト対策に役立つ厳選プリント。

■1〜4の4枚および解答…◎ 「非」「不」「未」「無」「否」の打ち消しの意味を持つ8枚の二字熟語のプリントの中から国語の書き取りや入試などでよく出題されるものを厳選したプリントです。 ■全部で102個あります。

◇ 1 ◎覚えよう♪…ルビをふってあります。読みを覚えましょう。

◇ 2 ◎読めるようにしよう♪…覚えた読みを書きましょう。

◇ 3 ◎打ち消しの漢字を入れてみよう♪…適切な打ち消しの漢字を書こう。

◇ 4 ◎書けるようになろう!…熟語そのものを書けるようになろう。

☆打ち消しの漢字を使う三字熟語のプリントの構成

◎ 「打ち消しの漢字を使う二字熟語のプリント」と構成は同じで、それぞれ1〜5の5枚ずつあります。それと、

◎ テスト対策に役立つ厳選プリント。■全部で60個あります。

※参考
【よくまちがえる打ち消しの漢字を使う二字熟語】

◇ 「無事に着く」と「不時の備え」の「無事」と「不時」。「不時着」は使う。

◇ 「それは無理だ」と「不利な条件」の「無理」と「不利」。「有利」という意味で「有理」と書     かないようにしよう。

◇ 「不用」と「不要」「無用」はあるが、「無要」とは言わない