☆ 2019年度:・グループ・個別指導のご案内(小学4年生)

皆様は、小学生4年生、5年生、6年生の3学年の生徒の受験指導で、どの学年を教えるのがいちばん難しいとお考えでしょうか?

私は、経験から小学生4年生だと思います。その前に、私学受験は何年生から始めれはいいのという問いがあるわけですが、小学生4年生からでだいじょうぶだとお答えしておきます。低学年からの英才教育で取り返しのつかない失敗例を数多く見てきたからです。むしろ、4年生までは、読書経験を多く積んでおくことをお勧めします。

たとえは、6年生の出来る子に算数の難しい問題を教えることは、たやすいことです。中高生に数学を教えることも簡単です。ですが、算数を教えることには、「算数」という「しばり」があります。算数で解かなければなりません。私立中学の算数の受験問題は、残念ながら年々難しくなってきているように思います。中高の数学の問題集の問題より難しいじゃないかという例も多くあります。学校レベルの算数なら何の問題もない?のですが、受験レベルの算数となると、その高い山頂までどのように導いていくかの指導方法が問題になってきます。

指導する側の立場で、その指導方法は様々だと思います。私自身は、自分を高い山頂まで導くガイドだと思っています。いくら低学年からヨーイドンで大人が子供の手を引っ張っていっても、最後は一人で問題に取り組まなければならないのです。特に合否の鍵を握る算数では、解き方や公式まがいのものを覚えさせるだけのものになりがちです。6年生で受験校の過去問をいくらこなしても、基本的な考え方、考えるという姿勢がなければうまくいきません。今は、スパイラルと言って「先取り教育」が盛んですが、難しいことをやっているという自己満足だけにおわっている場合も多いように思います。

大事なのは、平地での基礎体力をつけてから初めて、高い山に登るための筋肉トレーニングと必要な装備の使い方を教えるということだと思います。そういった観点から、受験指導のガイドは、多くの経験と指導するプロセスに習熟していなければならないのです。そういう最初の動機付けをあたえる学年という意味で、4年生はいちばん難しいと感じます。無理なく無駄なく続かなければなりませんからね。

☆算数の指導方針

言うまでもなく、受験の鍵を握るのは算数です。出来る子は別ですが、ふつう、3年生の内容を理解していないケースが多いです。その時は、3年生の内容を理解させる、文章問題できちんと式を立てて解くという習慣をつけさせるというところから指導します。4年生の夏休みが終わる頃には、受験生が苦手とする文章題の基本を理解させます。

教材は、適切な市販の、あるいは塾教材と私の手作りのプリントです。プリントは、参考書、問題集、塾教材では無理な大事な考え方、単元を徹底理解させるために作成しました。

☆国語の指導方針

4年生から長文読解力をと言うのは、少々負担がかかります。国語という教科は個人差がかなりあります。これは小学生に限らず、中高生もそうです。国語が出来る子は、何も教えなくてもいい成績を取ってきます。

一般的には、4年生の間は、読み書きと慣用句を覚えさせることに重点を置いた方がいいと考えます。そして、最も重要なのは、国語辞典に親しみ、それを使うことが楽しくなるような方向へ持って行くことです。国語は英語と違って、読みが分からなければ辞典すら引けません。漢字辞典があるじゃないかと思われるかもしれませんが、引く辞典は国語辞典がメインであるべきです。

意外に思われるかもしれませんが、辞典はその引き方、活用の仕方を教えなければ、興味を示さないのが普通です。逆に辞典を引く楽しさが分かれば、国語や英語の学力はそれだけでついてくるものです。

4年生は、読めること、その意味を知る訓練期間だと考えて指導いたします。

4年の漢字は、4年生の漢字だけをあつかった、漫画を取り入れた親しみやすい「漢字とドリル辞典」、」慣用句は、受験に必要十分な量の漫画本でやります。